
新年も明けて1月も後半にさしかかりました。
時の流れのまあ早いこと早いこと。ついこの間さらさ由利本荘で大掃除していたのが年越し前だったかと思えば、気がつけばもう節分が近づいてきているのです…。
恐ろしい!
とはいえ時間は止められない。
ならば受け入れて40歳の歳へ腹を括った、2025年版さらさ由利本荘の大友祐介です。
悲しい
さて!
先日、さらさ由利本荘では年明け恒例となりました、春祈願をして頂きました。八幡神社の宮司様、毎年ありがとうございます!

粛々とした空気の中、準備が進められていきます。
今更ですが春祈祷とはご存知ですか?1年間の家内安全、厄除開運などを祈るご祈祷の事で、まさに新年の節目に行うに相応しい行事ごとです
40歳になるからなんだ?
俺たちは進むしかないんだ…
身体健全、五穀豊穣、厄を祓った俺たちは恐れることはなにもないんだ。
例えるならそう、スーパーマリオならスター状態。
若さに嫉妬するな…
経験と勘を武器に切り抜けていくんだ。
敵にぶつかったって大丈夫。御祈祷を受けた新しい自分は輝いているんだ。
つまりはそういうことです。(?)
少し脱線しましたが今年も気持ちよくスタートする為に、お祓いをしてもらいましょうってことです


宮司様の笛が鳴り響きます。
少し擦れる笛の高い音に耳の奥の鼓膜が動くのを感じます。
空気が変わるような感じを受けていたのは自分だけでなく、利用者の皆さんや職員一同も自然と同じ方向に向き始めます。背筋もスッと伸びるよう。



今年の干支、巳年の利用者さんに火をつけていただいた後でさらさ由利本荘の施設長の佐々木、そして男性代表の利用者さん、女性代表の利用者さんによる玉串奉納の儀を行いました。
代表となった利用者さんにお話しした際は少し緊張も見えましたが、いざ儀式が始まると堂々とした様子でかっこよかったです。
その後宮司様より1人1人の名前を読み上げて、祝詞をあげていただきます。
自分の名前が読み上げられると気持ちがスッとして、同時に家族の顔が思い出されました。
みんなで身体に気をつけて、今年も元気に過ごしていきたいものです。きっとみんな言葉は交わさなくても同じ想いだったんじゃないでしょうか。
職員だけでなく、利用者さん全員の名前を読み上げていただきましたので何十人にも及ぶわけですから宮司様も大変だったと思います。本当に感謝しかありません…


最後は人型に身体の悪いところを擦り付け、フッと息を吹き付けるあの儀式。
何故か皆さん、この時だけは周りの人と顔を見合わせて照れ臭そうに身体中を擦り付けるという不思議な時間です
皆さんはどこを擦りつけますか?
頭を擦っても頭は良くならないんだゾ!はお決まりの冗談でしょうか
自分は頭の先から膝まで、身体洗ってるんかお前、と神様に白い目で見られるんじゃないかと思うくらいゴシゴシガシガシと念入りに二往復、時間をかけてじっくりたっぷりねぶりあげるように擦り上げ、仕上げにフゥ〜…っとたっぷりの息を吹き付けて元の袋へ閉まってあげました。人型にもキャパシティがあるならばおそらく厄満タンくらい移したんじゃないでしょうか。
さておき、皆さん思いつく身体の辛いところを人型に移しているようでした。
歳を重ねると身体が辛くなるのは自然なことですからね。
「医者に行ってもなかなか良くならないんじゃ、最後くらい神頼みしたっていいなやな!」
利用者さんと交わした会話が印象的でした。
2025年も健康に気をつけて毎日を大事にしていきましょう!
歳を重ねるごとに守るものや大事なものが増えるのを感じるようになりました。
自分だけでなく、一緒に働いたり、関わってくれる皆さんに感謝しながら毎日を進んでいきたいと、今年の抱負をつけて締めたいと思います
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