
先日、さらさ横手のパーティールームでさらさの食事を委託している一冨士フードサービスの小玉さんと和賀さんに料理教室を開催して頂きました?

参加者はさらさ横手と別館スパのご利用者と職員そしてさらさ湯沢の職員と施設長にも来てもらいました。
今回の料理のメニューは、年末やお正月にぴったりの「鯛のかぶと煮」と「鯛かぶとの酒蒸し」の2品です。

はじめに小玉さんから料理の概要の説明があり、料理のポイントも説明して頂きました。
材料の鯛のかぶとは熱湯を潜らせてからウロコを取ると簡単に取れるそうです?
今回はあらかじめ下処理をしたかぶとを用意し、2品同時に調理スタート。

鯛の兜煮は甘味にザラメを使うことがポイントで兜煮の特有の照り感を出すにはザラメが一番いいとの事でした。
家庭でも再現できるようにとあえてのIHコンロで調理。
「IHは鍋と魚がくっつきやすいので加熱開始時はこまめにフライパンを揺らしてください」と小玉さん?
沸騰してきたら、あく取りしてから〜の、落とし蓋で煮込んでいきます。
落とし蓋はキッチンペーパーで代用可能とのこと。ペーパーの中央に穴を開け対流して魚全体に味を行き渡らせます。これが小玉流のポイント。魚に対してちょうど良い鍋で、煮汁はヒタヒタにして、落とし蓋の対流で煮込む事で煮崩れを防止するそうです。
鍋が具材に対して大きく煮汁が多いと、煮込んでいる間に具材が泳ぎ煮崩れしてしまうそうです。勉強になりますね。

実際の料理教室では、対流ができていることが確認できて、皆さん興味津津。
この技術は兜煮だけではなく、煮魚や南瓜の煮物にも応用が効くとの事?
酒蒸しの工程も基本兜煮と同じで、臭みけしの生姜は使わないのが小玉流。
新鮮なものであれば生姜は不要なんです
流石プロの出来上がり美味しそうですね?

あまりの美味しさに皆さん舌づづみ。試食分の鯛のおかしらは一瞬でなくなってしまいました?
鯛の兜煮、酒蒸しは年末年始にぴったりの料理です?ブログをご覧なっているみなさんももし良かったら、小玉流の兜煮と酒蒸しを作ってみてはいかがでしょうか。(本当はレシピがあったのですが、なくしてしまいました。次回は掲載します?)
実際の料理の工程を利用者の皆さんに知っていただく事で、さらさで提供している食事により興味を持って頂き、普段のさらさの食事をより楽しんでいただければと思っております。また、今回の料理教室を通して職員の食に対しての興味・関心を高め、介護における食の重要性を理解してもらえればと思っております。おいしい料理は人を幸せにすることができるんだなと改めて感じることができました。グランメゾン東京みたいなこと言っておりますが・・・www
次回は、ご利用者、職員だけではなく、利用者のご家族や近隣の人に対しても料理教室を行い、ささやかながら地域貢献ができればと思っております。次回は何を作るのかな?乞うご期待
お疲れ様です。さらさ秋田駅前の藤原です。
料理教室というタイトルにすごく興味が湧いて集中してブログを読んでしまいました♡
美味しそうな写真を見て私も実践してみたいと思いました!